ドルビーのアナログ技術

ドルビーステレオ

Aタイプノイズリダクションの次に映画産業に貢献したドルビーの技術は、ドルビーステレオです。映画製作者は、ドルビーステレオのマトリックス技術を利用して、4チャンネルの音声情報(左、右、中央、サラウンド)を映画の公開用プリントに挿入できるようになり、映画館はこの4チャンネルフォーマットを再生して、一般の観客に提供できるようになりました。ドルビーは、ドルビーステレオ映画の制作に使われる機器を製造しており、製造した機器を作品単位でドルビーの技術援助と共に提供しています。ドルビーは、再生機器も製造しており、世界中の映画館に販売しています。


ドルビーSR(スペクトラルレコーディング)

ドルビーSRは、1986年に、ドルビーの第二世代業務用録音システムとして発表されました。ドルビーSRでは、ノイズ低減機能を強化しているだけでなく、録音のダイナミックレンジを広げて、生の音声と区別がつかないほど優れたマスターの録音を可能にする数々の新技術が採用されています。このため、SRは、単なるノイズリダクションシステムではなく、信号処理システムと呼ばれています。ドルビーはSRを搭載した機器を製造し、録音業界および映画業界に販売しています。